ちぇちぃりぁ

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みっちゃん日記

睡眠不足もなんのその! (2007.8. 5)

 いやあ~、本日も濃い一日ではあった!朝も朝、午前3時起床、4時来店客のお着付け。でもって、昨日やり残したお仕事の一つ、 本日のプリマ小濱の演奏会のチケットをお届け~。帰宅して、仮眠を取って再び来店客を仕上げ、12時前に迎えに来る車に乗って、 ちぇちの連中と待ち合わせ兼配車と昼食をうどん屋で。夕べからきちんとした食事をしてないので、「ざる天の大」を注文。 流石に食べても減らない、、とか言いつつきれいに平らげ、車の中では寝る宣言をして、気が付けばサティの駐車場側。 まだ夢の中をさまよっている感じ。数分蒸し暑いアスファルトを踏みしめながらホールへと急ぐ。近付けば、懐かしいお顔がチラホラ。 早速旧交を暖める。先日の剣山登山隊の人達も来ている。

 やがて始まった演奏会は、いつもの小濱嬢とは雰囲気の違う曲ばかり。それもその筈、全て恩師の愛唱歌だった。 1部の最後にカルメンのセギデーリアを歌うに当たり、会場からドン・ホセ役を募ると、勇気ある男性が一人手を挙げる。 この場面を知っているのか居ないのか?その男性はただ突っ立っているだけ。まるで闘牛士の牛が、 角を突き立てて電柱に向かっているようなもので、もうおかしくて仕方がない。私のお隣で、会長は珍しく大受け。涙を拭きながら 「おかしいおかしい」を連発。会場も湧きに湧いた。この方は最後には花束を手渡されてご満悦の様子だったが、相変わらずのサービス振りだ。

 2部に入っては、オペラの名場面集で本格的歌唱力を見せつけた。音響の大変よろしくないホールで、 あそこまで声を通す事が出来る人はなかなか居ないのだ。実際過去にも他の歌手のコンサートに来たことがあったが、もうもうさっぱりであった。 今日のプリマはピッチが高く、まとまった美しい響きを出していた。特にカッチーニのアヴェマリア、PPPは素晴らしいキープ力で、 その前の落葉松と共に、観客の涙を誘った。

 アンコールのおまけは姉上のタップダンス。まあ以前少しはやったことのある私なので、 あの作業がどれくらいしんどいものか分かるというものだ。又、プリマがピアノを弾き語りをしたり、姉上のオブリガードを聴かせたりと、 盛りだくさんのサービスも愉快だった。お二人を小さい頃からご存じのお客様へのプレゼントみたいなものだ。

 打ち上げに参加させて貰ったが、こちらも大いに盛り上がった。気の置けないM先生を隣にはべらせて! 今宵は奥方が遅れて来るというそれまでの間、笑っては飲み、飲んでは喋り、喋っては笑うの繰り返しで、いやはや、 こんなに楽しくって良いのかしら?てなもんだ。右隣には、ニューヨークにご一緒したM女史が居て、 次から次へと食べものをゲットしてきてくれる気の使いよう。ホントにこの方は良く気が付く方なんだ。お陰で、最初から最後まで、 美味しいものをすべ~て、賞味させて頂いた。最後のフルーツの中でもマスカットはサイコウだった!

 プリマのご両親が県外でお見受けするのと違い、ここ地元坂出でのコンサートはすっかり肩の力が抜けて、 楽しげだったのが印象的だった。彼女はホントに親孝行だ。父上が、私にまでビールを注ぎに来てくれて、 今までで一番嬉しかった事というのを話して下さった。それはシュワルツコップの内弟子としてスイスに駐在中の妙美さんのレッスンを、 見学に来ても良いと言われて、先生のご自宅まで行ったときのことだ。この体育会系のお父上は表現が面白い。二人のレッスン風景はまるで 「格闘技」の様だった、というのだ。お互い分からないところは徹底的にやり合い、納得するまでぶつけていたらしい。しかし、 この真剣なレッスンに立ち会わせて貰ったことが、今までの妙美関連で一番嬉しかった、と言われる。さすが、 普通の親御さんとは視点が違うなあ、と感心させられた。

 

、、こうしていつの間にか夜は更けて、一緒に帰りませんか?と電話してきてくれたメンバーのTさんにも、 送って下さるというOご夫妻にも丁寧にお断りし、遅れてやって来たM氏の奥様の新幹線並のスピード食事のあと駅までご一緒する。 折しも駅前広場では太鼓ちょうさが勢揃い。ドンドンワッショイのかけ声と太鼓でクライマックスを迎えたところ。 携帯に写真をと構えたらMご夫妻が丁度良いJRに乗るからと手を振っている。しばらく太鼓連を珍しく見物した後JRに乗って、木太町駅まで。 そこから我が家までは1000円以内で帰れるし、高松駅構内もホームの乗り換えだけでとってもラクチン。でも、 久しぶりに乗ってみたら何が驚いたって、ドアーが自動でない。いつの間にか手動になっていて、自分一人で降りるときはドキドキだった。 は~っ!?

 

 今日は嬉しいこともあった。演奏会場でシェイクスピアの講座に来ていた方が昨年脳溢血で倒れられて、 入院リハビリ中とうかがっていたのが、もうすっかり良くなられて、玄関で私たちと会えるかと待っていて下さったことだ。といっても、 まだ杖をついては居られたが、、。やがて先生や他の受講生達も寄ってこられて、お互いの健康を気遣い合って別れたものだ。ホントに、 人はいつどうなるか分からない。この方は、美しくて知的で、教養があって明るくて、確かお子さんは数人育てた方だ。 謙虚でしかもユニークな発言にいつも注目させられていた。ご主人の大病を乗り越えているという事をお聞きしたばかりだったのに、 今年の年賀状でリハビリ中といきなり来てびっくりしたものだ。しかし、そんな中で、ちょっと前にオーストリアに行って来たんですよ、 と又一つ山を越えられたことを報告して下さったのは、私を始めみんな我が事のように嬉しかったのだ。

 以前、I会長が言われたこと、「音楽は人間関係を創る」を、正しく実感した一日だった。




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