カニ騒動。 (2009.2.20)
北陸の旅は、予想を裏切られ、雪も少ないし気温も高い。ババシャツの上にモヘヤのあったかいセーター、 その上に毛皮のコートに雪靴というまるでエスキモーのような出で立ちのあたしゃ、暑さとの闘い、とまでは言わないがかなり困った。 まあコートは脱いだり着たりが出来るが、靴までは、、、。当然の事ながら白川郷の茅葺き屋根にも雪は少なく、 散策の途中に降り出した雪をむしろ歓迎した程だ。つららだけはこちらでは見られない大きさで軒を飾っていたが、、、。 ポスターなどでよく見ているあの合掌造りに雪という村の風景は、従って残念ながら見られなかった。それに、 こういう場所はツアーなんかであわただしく来るところではないように思った。ゆ~っくりその村を歩いたり村人と話したりすることが必要だ。 バスの添乗員が話してくれたこの村のエピソードの方がインパクトがあった。なんでもこの村の人々はつい最近まで一切余所の村との交流もなく、 全て自給自足でまかなっていたそうだ。衣服もそういえばカイコから作っていたと見学した「和田屋」という旧家の女性が説明してくれた。 何故こんな所にカイコが居るのかと不思議だったが、それで分かった。この村の佇まいよりも、ここに暮らす人々のなりわいこそが、世界遺産、 なのだろう。
で、夫からのたっての頼みで、カニを買ってきた。輪島の朝市で、ものすご~い客の争奪戦に巻き込まれ、 計画にはなかった大きなカニ3杯も買ってしまった。が、まあメチャ好きな夫が喜ぶだろうし、まいっか、 と3年分くらいのご奉仕のつもりで恩着せがましくメールもしといた。しか~し!いざ、 今日になって夕食に焼きカニをとプレートを出して待っていたにもかかわらず、どうしても生きてるカニに触りたくないとおっしゃる!! はあ~っ!?てえことは、この私が調理してくれると思っていたのだ。それは勘弁!無理、絶対無理。 持ち帰って外に置いてあった箱を開けると大きな両手を(ん?)ゆっくりと力無く動かして、 それでもこちらをあの大きな爪で切ろうとばかり寄せてくる。わ~っ!と叫んで、ドアに鍵をかけて、本日はチョン。 こうなったら自然にあの世に行って頂く他はない。実際その場にたまたま居合わせたKさんが言うには、「私もダメで、 冷蔵庫に入れてあの世へ行って貰ってから食べます!」だ~って!!は~っ、そうなの?
夫があんなに欲しがっていたのは、ゆでたカニだったのか!?確かにそんなのも売っては居たが、本場で買うし、 新鮮が何よりと思ったんだけど、、、、。一緒に買った他の人達はどうしたのかしら?みんなあの呼び声に負けて沢山買ったんだけどなあ~。 やれやれ。








