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みっちゃん日記

米寿コンサート。 (2018.4.15)

先日還暦コンサートに行って来たばかりで、今度は米寿。世の中、高齢化しているという象徴のようなニュースだ。しかも、今日のT先生はホントに凄い。か~んと奥の開いた、会場一杯に響き渡る声は、いつも先生が発声の指導の時に言われていたのを具現化して見せてくれたようなものだった。第一部のイタリア歌曲も完璧に歌いきり、二部の日本歌曲も、情熱的に歌われた。アンコールの「椰子の実」では知らずに涙が流れた。

大ホールから一杯の人が出て行く時、みんなの顔が晴れ晴れとして、若い人が、「先生って年取っても格好いいよねえ。歌う姿が良いよねえ~。イケメンだよねえ~。」と臆することなく感想を述べあいながらゾロゾロと移動していたのも印象的だった。

この先生を私自身心底尊敬しているが、それはとりもなおさずその飽くなき向上心だ。いつも、今の自分が言ってることが正しいのですよ、と仰る。以前は間違いを教えてましたがね。とも。それは、いつもいつもご自分を磨いて、勉強されている先生ならではの発言だ。

そして、とにかくいつも明るい。この明るさも、私の尊敬しているところだ。余分なことは全部捨て去り、最も大切なことのみに関心があると、人間こういう風になれるんだ。大体において、くよくよしても何も解決しないし、下手な考え休むに似たり、ってところだ。が、人間は弱い。つい埒もないことに頭も心も悩ませる。

この先生に指導を受けたせいだろうか?次々と合唱団の代表者がスピーチをされたが、みんな面白かった。若い子から、老年壮年まで、みんな面白いことを言った。中でも、先生が整髪剤?のついたクシを持って生徒を追っかける癖を、セクハラだと指摘され止められたのは寂しいなんぞというコメントがあって爆笑を買っていた。帰宅して高校時代担任だった先生のことだから娘に電話で話すと、「そうそう、あれは先生の伝統的なもんだから、、、」と笑いこける。そして、「でも、あの音楽に対する凄い情熱の、かけらも私が貰わなかったのが今になって悔やまれる。」とも。しかし、以前、先生は、「私が教えたことを、別の世界で実現してくれている。」と娘を評価してくれたこともあり、教育とはそういうものかも知れないとも思う。

ホールには香川で活躍している主立った人の姿がアチコチに見える。殆どが先生の影響を受けているって事だろう。こういう先生のような人が身近に居ることを本当に誇りに思うなあ。

二番目に登場のピアニストはわれらがIさん。美しく髪を結って水色のドレスで素晴らしい演奏をされた。その手の動きが、演奏の姿勢が、「さあ、皆さん、ご一緒にお祝いしましょう!」と言わんばかりに見えたことだ。あの方の手はあんなに白かったっけ?今度じっくり見せてもらうべぇ。それはともかく、ご高齢の出演者が全員退場してしまうまで、ゆっくりサポートしながら上手へと移動していたのは、殊の外麗しかった。いつの日か、私が彼女の手の先に居ることになるかも知れないが。。。。ふ。

 

「良い音楽を聴いたあとは美味しいモノを食べながらお喋り。」が定番だったが、同行のSさんが病気になっちゃって、長い間お預けだった会食を、もう大丈夫だからというので、妹のMさんと三人で晩ご飯。久しぶりに楽しいお喋りに花が咲く。やっぱり、音楽と美味しいモノはセットだなあ~。な~んてね。

実は、明日から二泊で高知へ旅行。又又旧交を温めるのは美味しいモノとセットでしょう!となりそうだ。90歳にならんとするOさんのたっての頼みで、二泊にしたが、行く前から珍道中を想像している。こっちから一緒に行くのはTさん78歳。このお方は以前、「私、50歳過ぎて生きてる人の気が知れないわ。」と言ってたお方。いつの間にかみんなこんな年齢になっちゃった訳で、会える時に会っておこう、という次第。確かに、最後かも知れないと思わなくもない。少なくとも自分が運転していくのは、そうそういつまでもとは行かないだろう。

こないだから「会えるときに会おう!」があっちでもこっちでも口癖になりつつある。やれやれ。



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